作家の元でアルバイトを始めたけれどパワハラが酷くて3ヶ月で辞めた話 (4)【退職とその後】
さてさて前回までで退職を決意した私ですが、今回は【退職とその後】編になります。
退職するまでと、その後の信じられないいざこざの話になります。
今回も愚痴多めになっていますが、どうぞご覧ください!
※前回の記事はこちら
【退職とその後】
さて、前回までの記事を読んでくれた方ならもう分かっていると思うが、イベント直前の勤務時点で私は完全に退職の意志を固めていた。
しかし別にパワハラについて雇い主に物申してドンパチやるつもりは一切なく、出来るだけ穏便に済ませたいと思っていた。( 精神はだいぶぶち壊れていたが )
で、イベント前の最後の勤務が終わったわけだが、「イベント後の予定がまだ立っていないのでまた後日連絡する」と雇い主。
しかしもう辞めると決めていたので、その連絡が来る前に退職の意志を伝えなくては余計に迷惑がかかる。私がいる前提で予定を立てるだろうからね。
こういう連絡は早い方が良いし、この場で伝えても良かったが、イベント前日にこれを伝えるのは雇い主の精神的負担になる可能性を考慮して、(何より、どんな文句を言われるか分かったもんじゃないので面と向かって言いたくなかったし) イベントが終わってから電話で伝えると決めていた。
そしてイベントは無事終了したようだったので (私は行ってないが) そこからさらに数日挟んで電話をした。
退職理由には「就活に集中したい」という、超ありきたりな言い訳を使い、さらに「自分は頂いている給料分の働きが出来ていないから」と付け加えた。
退職の理由に制限はないと法律で定められているので、就活というだけでも別に良かったのだが、まぁこう言っておけば嫌な気はされないだろうと思って伝えた次第である。雇い主は私のことポンコツと思っていただろうしな。
特に何か言われることはなく、普通に受け入れてくれたが、私はまだその月と前の月、2ヶ月分の給料をまだ貰っていなかったのでそれを受け取らなければならない。
それについては雇い主の方から、「また1週間後に連絡する」と伝えられ電話は終了。
こうして無事、退職は成功したのだが、給料を貰っていないのではまだ完全に退職したとはいえない。私は、1週間後の連絡を待った。
…しかし、1週間経った日も連絡は一切なし。
公式Twitterは稼働しているのに…
まぁバイトが急にいなくなって忙しかったのだろう。これは私にも非があることは理解していたので、もう少し待つことにした (急ぎでお金が必要というわけでもなかったし)
しかし待てども待てども連絡は来ない。
2週間、3週間と日は過ぎていき、、
遂に1ヶ月が経ってしまった。馬鹿にしてんのか?
まぁやはり金には困っていなかったので、仮に支払いが、例えば半年後なんかになったとしても構わないと言えば構わなかったのだが、
給料云々よりも、とにかく早く関係を断ちたかったので
「今日から2週間以内にお給料を頂きたい」という内容で雇い主にメールした。
思いのほか返信は早かったのだが、そこには驚きの内容が!
「悪いけど、早くてもこの日になる」と、
私が提示した日付からさらに1週間以上オーバーした日付を提示してきた。
馬鹿にしてんのか?(2回目)
まぁ、前述の理由からそれでも困ることは無いのでその条件で了承したが。(まぁ明確に支払い日を決められただけマシだと思う。)
ついでにこの対応を受けて完全に顔を合わせたくなくなったので振込でお願いした。
そして後日、なんとなく怖いもの見たさで雇い主の公式Twitterを確認すると、私が例のメールを送信した数時間後に当たる時間にとんでもない投稿が……!!
「バックれて辞めたアルバイトに給料払いたくないな」
え??? え?????? ツッコミどころが多すぎてここまでくると嗤えてしまう。
まぁ、この「バックれて辞めたアルバイト」というのが私を指すのか、以前急に辞めたもう1人を指すのかは不明だが、(もちろん、両方という可能性もあるが) いずれにせよヤバい。
それが指すのが私であれば、私はちゃんとした手順を踏んで退職をしたので、バックれたとは言い難い。雇い主が虚偽の内容を投稿していることになる。
もう1人に関しては理由が不明な上、急に退職しまったのでバックれである可能性はあるが、その場合、投稿内容自体は虚偽ではないが、「私より1ヶ月も先に辞めていた人間に対しても、まだ給料を払っていなかった」ということになってしまう。
まぁタイミング的に十中八九私のことだろうが、この雇い主が、
退職したアルバイトには指摘されないと給料すら払わない人間であることが分かった。一歩間違えたら普通に犯罪では?
第一「アルバイトに給料を払いたくない」という発言自体、仮にそう思ったとしても、裏にいかなる理由があろうとも、公にするべき内容ではないだろう。(フォロワーが多いなら尚更)
あと私がそのアカウントを見ていることを知った上で呟いているあたり、本当に性格が悪い。死ねばいいのに。
まぁこれは私が被害を受けるというより、雇い主自身の評価が下がるだけなので別に構わないのだが、これを見て、辞めてよかったと心から思った。
(ついでに言うと、雇い主はベンチャー企業を支援する会社から融資を受けようとしていた。
しかし、雇ったバイトがたったの3ヶ月で全員辞めた上にこんな呟きをしているようでは受けられる融資も受けられなくなるだろう。少なくとも可能性は落ちるはずだ。てか、落ちてくれ。落ちろ。)
まぁこのやりとりでボロを出させたという意味では、一矢報いたと言ってもいいかもしれない。別に嬉しくなんかないが。
まぁこの件の愚痴はここらまでにして話を戻すとしよう。
これで指定の日に払われていなかったら出るとこに出てやろうとまで思っていた私だが、ちゃんとその日に振り込まれていたのでそこは安心した。3ヶ月勤めて退職して、さらに月日が経って、ようやく安心。
この職場で安心したのはこの一回だけだと思う。
安心して働けない職場はゴミだね。
さて、ようやく給料も頂いたところで、いよいよこのクソゴミパワハラ雇い主ともお別れの時。社内連絡のグループから抜ければそれで全てがおしまいというわけだ。
私は一般的な礼儀は弁えているつもりだし、穏便に済ませたいと思っていたので、「お世話になりました」とか挨拶をした上で退室しようと以前までは考えていたのだが、
未払いの給料を請求する際、向こうの非が大きい (向こうはそんなこと微塵も思ってないだろうが) にも関わらずあれだけ遜ったのに、
あろうことかTwitterに悪口を書かれたのである。
私は一般的な礼儀を弁えていると書いたが、それは相手も同じ場合に限る。
要は、こちらへの礼儀を欠いてくる相手に対しては礼儀を弁える必要はないのだ。
多分言っても言わなくても、どうせTwitterで悪口書かれるだろうし。
というわけで、少し悩んだが無言で退室。
退職は完了、職場との関係を完全に断つことに成功した。
ちなみにこの件についてもやはり悪口が書かれていた。「自分の都合で退職したくせに給料を請求してきた挙句、支払ってあげたら無言で消えた」とね。
まぁ無言退室したのは私が悪いが、退職が自分都合なのは当たり前だし、給料を請求するのは労働者の正当な権利である。
忘れないで欲しいのだが、この人間は退職後のバイトに給料を払うまでに
「自分で決めた期日を破った挙句1ヶ月放置」「指摘されてようやく反応」「さらに数週間経ってようやく支払い」という経営者としてダメダメなプロセスを踏んでいる。
ひょっとしてこちらから言われなかったら払うつもりがなかったんだろうか。だとしたら労働基準法違反ですよ(笑)
まぁ、悪口とは言っても嘘は書かれていないのが非常に憎たらしいが、
上記のような背景があるにも関わらず、ここまで自分に都合のいいニュアンスで解釈できるというのはある意味ポジティブと言える。
いやはや、羨ましい限りだ。
さて、最後の最後までゴミ人間っぷりを発揮してくれた雇い主のおかげで最後の最後まで愚痴だらけの記事になってしまったが。そんなところで【退職とその後】編は終了。
ここで先に記しておくが、この記事を含む、この件についての今までの記事全ては以降のさまざまな考察のためにあると言っても過言ではない。
最初の記事時にも書いたが、この一連の記事を書く目的は晒しや報復ではない。
この一件を通して私は多くの知見を得たし、さまざまな考察をした。それを広大なネットの海に流してやろうというわけだ。もちろん、愚痴とか色々吐き出し切りたかったというのもあるが、それはこの記事でおしまい。
これからの考察記事を、お楽しみに
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!